【動画】畑の健康診断 農業は科学だ!

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土壌診断をしてみました。

土壌検査をすると肥料分がどのくらい入っているか、土のphなどが分かり、畑の質を客観的に知ることができます。今回はカリ(カリウム)が多く検出されましたが、バフン肥料を入れた事が影響しているようです。

畑の必須4元素とは?

植物に必要な元素は16元素ありますが、必須元素で3元素プラス石灰(セッカイ)の4元素がまず重要元素になります。4元素はチッソ(N)、リン酸(H3PO4)、カリ(K)、そして石灰です。チッソが葉の栄養素、リン酸が花や実の栄養素、カリが根の栄養素になります。

カルシウムは植物にも大切な栄養素

人間と同じで、植物にもカルシウムは重要な栄養素です。カルシウムは体を循環しにくい物質なので、欠乏症になりやすい栄養素です。カルシウム欠乏症を防ぐには、水を与えて循環を促すことが必要となります。

どうして石灰をまくのか

phは畑が酸性かアルカリ性かを表します。日本の畑は酸性雨などの影響もあって酸性になりやすいです。
石灰をまくと中和されてアルカリ性になっていきます。今回は、分析の際に「ホウレンソウ」の畑を想定して判定してもらったので、phがやや低い判定となっています。ホウレンソウは酸性に弱い作物で、ホウレンソウが作れなくなると、分析に出さなくても畑が酸性だという事がわかります。

バランスの取れた土壌でした。

ECというのは、肥料がどのくらい入っているかを示しています。チッソが適正かを判定しています。ベジフレの畑は適正な値となっています。
同様に石灰も適正ですが、苦土(クド)が少々高めです。苦土とはマグネシウムの事です。
カリは先程の通り高く、リン酸は適正てす。カリ過剰の弊害として、他の栄養素を吸収しずらくなる事が考えられます。具体的には苦土(マグネシウム)が吸収できないので、カリが多い畑には苦土が多めの方が良いです。というわけで、この畑は苦土が多めとなっているので、カリが多くても心配はありません。
結論からすると、「何もいれなくても良かったかもしれない」という事になります(笑)。カリは雨で流れるので、秋頃には適正になると思われます。