こんにちは。ベジフレです。
早いもので、2014年も残すところ後10日ほど。あっという間の農園ライフでしたね~。
さて、爆弾低気圧が発生して北海道などでは大変な風雪に見舞われたところもありました。この低気圧、海水温がまだ高いところに、この時期としては強い寒波が南下したことによるものだそうで、温暖化の過渡期の現象ともいわれています。昨年も関東地方は大雪が降ったように、極端な気象現象に気を許せないこの頃です。
ここ数日の極度の冷え込みは野菜たちにどんな影響を及ぼしたのでしょうか・・・。
まずは、春菊。
もともと寒さに弱いということで、トンネルを施したのですが、さすがに数日の冷え込みのせいで弱ってきています。うーん。これからの陽気にもよりますが、もしかしたら数日中に元気なところだけでも収穫しておいたほうが良いかもしれませんね。
もちろん、芯が生きていれば、また葉を茂らせてくれる可能性はありますが・・・。
ダイコン。

葉がこの写真のようにシナッとなってきているようでしたら、早めの収穫がよいです。霜にあたってせっかく甘くなってきているのですが、さすがに極度の寒気には露出している部分が耐え切れずこのようになってしまっています。
寒気を防ぐには、この根の部分を土で埋めてしまうという方法や、一度抜いて土に埋めてしまうなどの方法もあります。寒冷地では、このまま葉ごと埋めてしまうところもあるくらい。土による防寒と保存ですね。
カブ。

ベジフレのカブは寒さに抵抗性を持っているようで、元気!いい感じのものは収穫!たぶん1月ごろまではだいじょうV。
でも、アブラナ科は陽が長くなってくると花を咲かせようと中心から花芽があがってきます(トウダチというそうです)。そうすると芯がモクシツ化して木のように硬くなってしまうので、気をつけましょうね。
ニンジン。
葉が枯れてなくなってしまっても、土中で保存されますので大丈夫。でも、どこにあるか分からなくなる可能性もあります。しばらくすると芽を出してくるので、それを目安に採ることもできますが、芽が育ちすぎると今度はおいしくなくなりますのでタイミングを間違えないで。
ハクサイ。

霜にあたると周りの葉がぐでっとなってしまいます。まだ収穫しないものは紐を使って保温できるように、周りの葉をまとめましょう。

ブロッコリー。

お待ちかねのブロッコリーです。やっと食べられそうになってきました。
収穫するときは、10センチくらい下を切ってあげます。そのとき脇目を残すようにしておくと、その後ワンランク下のサイズのブロッコリーが数個採れます。そのミニブロッコリーを採るときも、脇目を残すとさらに湾サイズしたのミニミニサイズが数個。1月中くらいは収穫を楽しめますよ。
キャベツ。
ベジフレキャベツは寒さに強い品種。まだまだ元気です。破裂しないうちに収穫!
ホウレンソウ。
ホウレンソウはもともと寒さに強いので、葉を摘んで暫くは楽しめそうですね。

じんわりと収穫が楽しめる冬野菜。シチューやお鍋など温かレシピに役立ちそうですね。
では、みなさん今年も一年ありがとうございました。良いお年をお迎えください。
無農薬農園にあこがれベジフレで働くことになった女の子。
でも実は、農業も料理もまったくの素人。野菜を育てるのも、作るのも苦手だけど、食べるのは得意。
座右の銘である「わからない事は、わかるまで調べる」のとおり、分からない事があれば小川さんや森脇さんにしつこくつきまとい納得するまで食い下がる、ちょっと痛い子。